和教時報

第1719号(2003/12/10)HP掲載記事

教育基本法改悪反対のたたかいを大きくしよう
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教育基本法改悪反対のたたかいを大きくしよう
教育基本法改悪法案を上程するな
―秋期年末闘争勝利、11・19第三次中央行動に参加して―

和教時報 第1719号 (2003・12・10号)より

 十一月一九日、第三次中央行動に参加しました。衆議院議員への要請行動、文部科学省への署名提出、秋年闘争勝利へ向けた決起集会とデモ等、朝から夕方までの行動でした。


衆議院議員への要請行動

 「すべての子どもたちに、ゆきとどいた教育を進めるため、教育条件整備と教育予算の増額」に対する要請行動を行いました。新しく選出された衆議院議員に「義務教育費国庫負担制度の堅持と三〇人学級の実現」を訴えました。一〇人の議員を訪問しましたが、自民党・公明党は「先生に伝えます」(秘書の方)の冷たい対応ばかり、「もっと私たちの要求に耳を傾けてほしい」と思いました。


文部科学省へ署名を提出

 午後からは、文科省前で「教育基本法改悪法案の上程するな」の署名提出行動を行いました。石本全教委員長のあいさつの後、長谷川副委員長から情勢報告がありました。本日の署名提出は八五七〇〇筆で、この間、トータルで一〇〇万筆に及ぶ全国の署名が提出されたことが報告されました。また同時に、自民・公明の政策合意の中に、憲法・教育基本法改悪が入っていないことも紹介され、教育基本法改悪反対の世論と運動が大きく広がっていることが示されました。総選挙の結果は、憲法・教育基本法改悪の危険性がますます高まっていることを示しています。反対のたたかいは、これからが本番です。


公務労組総決起集会に参加

 全国各地から、全教、自治労連、国公労連などが結集し、日比谷野外音楽堂がほぼ一杯になりました。「マイナス人勧で賃下げになるが、遡及はやめさせた」「成績主義に絶対反対しましょう」「自衛隊のイラク派兵は絶対反対」など、全国各地から発言がありました。

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