今、教育が平和が危ない! 全国教職員投票に参加しましょう!! |
和教組は、教育基本法「改正」(文科省は「改正」といっている)の是非を問う全国教職員投票を実施します。教育基本法改悪に反対する圧倒的な教職員の意思を結集し、社会的にアピールし、「改悪反対」の世論をつくっていきたいと思います。
教育基本法改悪で、子どもたちはどうなるでしょう。一つは、「人材の育成」をめざし、小学校から英語教育が実施され、習熟度別で「できる子」と「できない子」に分けられ、今以上に過度の競争がおこりそうです。二つ目は、「日本の文化と伝統」「国を愛する心」として「心のノート」が強制されます。「愛国心」教育の徹底です。三つ目は、教育振興基本計画に示されている、「不登校やいじめ、問題行動などを半減させる」などの「数値目標」が学校へ示され、「学校評価」の対象になって、今までのような指導ができなくなります。
そして、行政が教育内容にまで介入できるようにし、法的にも教育の国家統制をはかろうとしています。今、教育が平和が危ない!
学校で働くすべての教職員のみなさんに「教育基本法改悪反対の投票を」とお願いしましょう。
何よりも、この教育基本法「改正」で、子どもたちが、学校が、教育がどう変わるのか、真剣に考える必要があります。そして、教育基本法「改正」案に対して、「是」か「非」か、意思表示をすることが必要なのではないでしょうか?
教員であるなしにかかわらず、組合員であるなしにかかわらず、学校で働く皆さん、教育にたずさわるすべての皆さんが全国教職員投票に参加してくださることを強く呼びかけます。