ピースアクションわかやま4・5 |
四月五日の土曜日、小雨が降りしきる中、和歌山市の京橋プロムナードから平和の歌声が響きました。
県地評や和歌山地区労センターなどが賛同する、「ピースアクションわかやま四・五」は、四月五日の十三時からピースライブを、そして一五時からピースウォークを行いました。
集会に参加された谷口牧師は、憲法前文を引用して「米・英のイラク攻撃を支持することなど許されない。日本こそ平和のために努力すべきだ」とあいさつされました。ダンスサークルのJ・MOVEが平和のダンスを披露し、平和の願いを託したオリジナルの歌の合唱もありました。
「戦争とは多くの人々の命を奪い、そして障害者を作り出すもの」「今でも、何の罪もない子どもたちが殺されている」「イラク攻撃を支持した小泉首相に、子どもたちの悲鳴を聞かせたい」など、多くの人が「トーク」に参加しました。
高校生をはじめ多くの青年が参加
また、県下各地で、集会やデモ、ピースウォーク、平和コンサートなどが取り組まれ、高校生をはじめ、多くの青年が参加しました。橋本では、三月三〇日に市役所前で集会・デモを、同日海南市では、平和集会とピースウォークに取り組みました。有田では、四月五日にピースウォークが、三月二十一日には、御坊市役所前で平和と民主主義を守る集会、田辺のスーパー前で、ブッシュ大統領にイラク攻撃反対の手紙を送る取り組みなどが行われました。新宮でも、四月五日に平和コンサートが取り組まれました。
国際法を無視したイラク占領は許されない
アメリカやイギリスは、イラクに「アメリカの気に入る政権」が出来るまで占領を続けるつもりです。
自分の気に入らない政権を、武力で倒し、自分の気に入った政権をつくるという、アメリカやイギリスのやり方は、国連でも国際法でも認められていません。このようなことを認めていては、第二次大戦後に築き上げた、国際的な平和の秩序が保たれません。
アメリカやイギリスは直ちにイラクから撤退し、イラク侵略の責任を取るべきです。そして、イラクの復興も国連に任せるべきです。