和教時報

第1697号(2002/11/25)HP掲載記事

第31回県教研 世界がもし100人の村だったら
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第31回県教研
読み聞かせ・記念講演
世界がもし100人の村だったら
感動たくさん!!

和教時報 第1697号 (2002・11・25号)より

 十一月一・二日、上富田文化会館・熊野高校を会場に、多くの地域・父母のみなさんも含め二日間で九〇〇名の参加で、第三十一回和歌山県教育研究集会が開催されました。

 全体会は、主催者・現地実行委員会の挨拶に続き、来賓として小出上富田町長がご挨拶されました。基調報告のあと、露谷さん(読み聞かせの会「ひまわり」中辺路町)による絵本「世界がもし一〇〇人の村だったら」の読み聞かせがありました。続いて、作者の池田香代子さんから「世界は一人ひとりが変わるとき変化する。絵本『世界がもし一〇〇人の村だったら』が伝えたかったこと」と題して、記念講演がありました。

 読み聞かせや記念講演に「忙しい中での立ち読みではなく、暗い中でじっと座って、目を閉じて聞かせて頂いてスーッと心にしみ入りました」「まるで対話をしているようなやわらかな語りかけで、ほんわかしました。新しい世界を垣間見たように思う」「戦争について考えさせられた」「本当にきてよかった。感動」など、たくさんの感動が寄せられました。

 二日目は、二十一の分科会がもたれました。特設分科会「学校五日制と子どもと学校」では、西牟婁地方のPTAの方が司会をされました。また、子どもの権利条約分科会では、和歌山市小倉小学校の児童会の子どもたちの提案、西牟婁地方の児童会の子どもたちも参加するなど、「ひびきあえ、地域と学校 かがやけ子どもたち」のテーマにふさわしい内容になりました。

 「小・中・高校の交流ができてよかった」「大学の先生の発言で自分の考えが整理できた」などの感想があり、和歌山県教職員組合協議会(和教組・和高教・和大職組)で開催している意義が鮮明になった研究集会でした。


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