日本を「戦争する国」にする教育基本法改悪反対!! |
10・10教育要求県民集会へ
和歌山県教委は「教育改革」をトップダウンで次々に打ちだしていますが、教職員定数や学校の施設・設備は貧弱なままで、教育を支えるハードな面について、全くお金をかけようとしていません。一〇月一〇日には、「民主教育をすすめる和歌山県民連合」が主催する教育要求県民集会が開催されます。この集会は、県教育長・各課課長が出席し、教育要求の実現を教育委員会にせまる集会です。職場・地域の要求を、保護者やPTAの皆さんといっしょに持ち寄って、県教委を大きく包囲していきましょう。そして、この集会を契機に、「和歌山でも三〇人学級の実現を」の大運動を、一気に進めましょう。
新たな一〇年経年研修・教育基本法改悪反対のたたかいを
文部科学省は、新たな「一〇年経年研修」を導入しようとしています。
問題なのは、対象の教員をまず「評価」し、ランクによる異なる研修を受けさせ、その研修結果をもとに教員を「評価」することです。教職員の協力・共同をそこない、賃金の成績主義導入、「不適格教員」制度導入につながるもので絶対に許すことはできません。
また、憲法の「改正」、有事法制化と関連して、教育基本法の「見直し」が重要な山場を迎えます。日本を「戦争する国」にするために、教育の面からそれを支えようとするもので、平和・民主主義を重視する教育から、「愛国心」「道徳」を強化する教育に変えようとしています。
一〇月二五・二六日に東京で、教育基本法見直し反対の行動が、全教だけでなく、幅広い人々の参加で開催されます。この集会に、和教組は、「地区・班からの代表参加」を提起しています。職場で、教育基本法の学習や署名などにとりくむとともに、「代表参加のためのカンパ活動」を成功させ、「日本を戦争する国にするための教基法改悪反対」の運動を大いに進めましょう 。