第67回和教組定期大会 2002.6.7〜8 |
和教組第67回定期大会が、6月7日・8日に和歌山市のプラザホープで行われました。医療改悪・有事法制など、小泉内閣による悪法が国会で重大な山場を迎え、職場では「多忙」が吹き荒れる中、「和歌山でも30人学級を実現しよう」「国政・県政を変えよう」と、活発な討論が行われました。
県PTA連合会会長があいさつ
今年の大会の大きな特徴は、来賓として県PTA連合会の中谷会長が来られたことです。中谷会長は、県教委が、敷地内禁煙、通学区撤廃などを突然記者会見することに、「県Pとしてもあわてている」と、挨拶されました。
また七日の大会休会後、JR和歌山駅前で、代議員六〇名が参加して、有事法制反対の宣伝・署名行動を行い、一三六筆の署名を集めました。
未来を切り開く胎動が大きく育ってきた一年
武内副委員長は、「日本はどうなっていくのか」「再び世界戦争の時代に入っていくのか」「和歌山の教育は大丈夫か」という不安と心配が深まる一方、さまざまな分野で未来を切り開く胎動が大きく育ってきたと、生活・権利・教育課題、平和・民主主義、職場活動・組織拡大などについて、こうした両方の視点に立って、総括の報告を行いました。
方針提起を行った大川書記長は、二〇〇二年度の和教組運動の重点として、@文科省の進める「教育改革」に反対し、教育基本法改悪を許さず、子どもが主人公の学校づくりをめざす大運動、A一人ひとりの要求を大事にした職場活動と、要求運動を前進させ組織拡大を広げる大運動、に取り組むことを提起しました。
最終日に、「有事法制阻止、教育基本法改悪反対」「三〇人学級実現」の特別決議と大会宣言を採択し、議題をすべて承認・採択し閉会しました。