和教時報

第1680号(2002/2/10)HP掲載記事

もっとゆとりを 生きいき元気に働きたい
和教時報一覧へもどる

もっとゆとりを
生きいき元気に働きたい
年度変わりが大切な時期 おおいに論議を

和教時報 第1680号 (2002・2・10号)より

 学校は今、年度がわりの時期を迎えています。昨年の年末確定で教職員の過労・多忙化解消めざして、いくつかの重要な回答が県教委から出されました。この時期に思いきって論議し、新年度から実際に権利として行使できるようにしましょう。


過労・多忙化解消めざして

 県教委は確定交渉の回答で「教職員の健康保持や勤務時間についてさまざまな課題がある」として次のような改善をおこなうことを示しました。年休の計画的取得のために「メモリアルデー」を創設する。超勤四項目以外の業務でも勤務時間のわりふりをおこなう。週休日・休日の部活動の公式試合・大会の指導について振替や代休の措置をとる。修学旅行以外にも泊をともなう学校行事でわりふり変更をおこなう。研究指定や学校訪問で過重な負担がかからないよう指導する。これらは私たちの日頃の勤務が長時間にわたっていることによって健康破壊が進んでいることを強く訴えた結果の大きな前進でした。


集まって計画をたてましょう

 年度末や年度はじめは学校現場にとって、大変あわただしい時期ですが、同時に一年間の見通しを持ち、計画をたてる大きな節目です。職員会議でも職場会でも十分論議し、一人ひとりの計画を出して話し合いましょう。


資料やポスターの活用を

 和教組では職場での学習や論議の際に活用しやすいように、いくつかの資料やポスターを作成しました。ポスターはみんなが見やすい場所に貼って、いつも意識してとりくみをすすめられるようにしましょう。管理職や未組合員のみなさんにも見てもらえるような工夫をしましょう。また学校長への「働きやすい職場・民主的な学校運営を求める」申し入れも必ずこの時期に行いましょう。


このページの先頭へもどる