第30回県教研 100人の大合唱 |
一〇月二七日・二八日、大野小学校・海南高校で県教育研究集会が開かれました。
開会記念行事は、一〇〇人を越す大合唱団。楠本幸男氏(東中)作詞、佐古雅哉氏(仁義小)作曲の保母さんとお母さんの成長を歌った「ちいさな瞳の中の青空」です。つづいて、子どもたちが舞台・フロアーいっぱいに南中ソーラン。
会場は感動につつまれました。
給食を守る運動 お母さんが報告
特別報告で、給食を守る運動にとりくんだお母さんが「給食の三拠点方式は強行されたけど、わたしたちは大きな財産を残しました。子どもたちに最良のものをという立場でがんばっていきたい」と報告。
記念講演に立った三上満先生は、「お母さんは、私が一番言いたかったことをいってくれました」と前置きして「今日につづく人間の明日を信じて」と題して講演しました。
保護者・教員がパネルディスカッション 特設分科会
「教育って何? 学校って何?」をテーマにした特設分科会。
東海南中学校PTA前会長中本さんと亀川小学校の保護者藤原さん、巽小学校教員岡室さんがパネラー。和歌山大学の佐藤先生がコーディネーターです。
中本さんは、PTAで親子参加の「科学教室」を開いた経験を紹介し、「父母が身近に感じられる学校にすることが大切」と語りました。
藤原さんは、教職員組合から「子育てについて話し合いませんか」と呼びかけがあり、お母さんたちや先生で「わいわいクラブ」をつくって、それが中学校にも引き継がれていることなど語りました。
岡室さんからは、中野上小学校区での教育懇談会、巽小学校では、学校五日制にむけての地域の人たちが集まった委員会がつくられ「公民館を開放して、子どもが一人でテレビゲームだけで過ごすことにならないようにしよう」と話し合われていることなど紹介。
「開かれた学校」とは
交流で、「開かれた学校」にむけて、親同士のつながり、先生と親とのつながりについて困った経験やうまくいった経験が話し合われました。