職場の要求もちよって 教育要求県民集会へ! |
教育要求県民集会は、和教組などが参加する「民主教育をすすめる和歌山県民連合」が主催し、教育要求の実現を教育委員会にせまる集会です。毎年開催されるこの集会には県教育長・各課課長が出席し、教育要求実現の重要な場となっています。
具体的な声が実現のカギ
和教組は、秋から年末にかけて「要求実現の時期」とし、年末交渉だけでなく、教育条件・施設・設備の改善、高校募集定員の確保、県・市町村独自の負担による教職員増などにとりくんでいます。特に今年は、すべての職場で、「臭い・暗い・きたないトイレの解消、せめて扇風機を、暖房設備を」という要求をかかげ、とりくみを強めることを提起しています。
男女別トイレの改修が実現
昨年の県民集会で、那賀打田中仙渓分校から男女別トイレ改修の要求が出され、今年度それが実現しました。私たちの要求は、職場で実現できるもの、市町村段階で実現できるもの、そして、県や国で実現させるものなど、その内容によって異なります。職場の課題は校長交渉などで、市町村への要求は地教委交渉などでその実現をめざします。そして、県への教育要求は、この教育要求県民集会が大きな交渉の場となります。切実な教職員増や校舎などの大規模改修、高校の募集定員の拡大、不登校児童・生徒の「居場所」づくりなどは県教委の仕事です。個別で具体的な要求を県教委に示し、その実現をせまりましょう。