和教時報

第1670号(2001/8/25)HP掲載記事

要求のでっかい実りの秋をみんなの力で
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小泉改革を許さない運動を広げて
要求のでっかい実りの秋をみんなの力で

和教時報 第1670号 (2001・8・25号)より

 秋から年末にかけては、教育要求運動、確定交渉をはじめ要求運動が展開される季節です。今年こそ、大きな実りのある秋にしたいですね。


参議院選挙は、小泉改革を信任したわけではない

 私たちの要求実現と政治の関係は、密接な関係があります。参議院選挙で、「自民党を変える」といった小泉自民党が単独で改選議席の過半数を取りました。「自民党政治のあり方を変えてほしい」という期待が小泉自民党に集まりましたが、開票後のマスコミの論調を見ても、決して、小泉流改革の中身を支持したわけではない事は明らかです。

 問題なのは、小泉改革の「痛み」が、これからたえがたい激痛として、国民に押しつけられようとしています。その一方で、大企業には極めて甘いものです。私たちの要求実現とくらしや生活、教育条件を守るためには、小泉改革に立ち向かうことが必要です。


四つの要求運動をすすめる秋のとりくみ

 和教組は、他の労働組合や民主団体と協力し合いながら三つの要求運動にとりくみます。

 第一に、年末確定交渉です。賃金改悪攻撃を許さず、切実な要求の前進をめざします。

 第二に、教育要求です。施設設備の改善をはじめ、身近な職場も要求を持ち寄りましょう。とりわけ、暑い教室に扇風機、寒い教室に暖房、3K(臭い・暗い・汚い)トイレ追放の三つの要求を共通して実現を迫ります。

 第三は、自治体への住民要求です。身近なくらしの要求の実現を迫ります。

 第四は、国に向かって大きな制度改正などを迫っていきます。


大切なのは

 大切なのは、一人ひとりの思いを出しあい、固有名詞のついた具体的な要求を出しあうこと。みんなで、知恵とエネルギーを集めることです。

 大きく実れ、私たちの要求。小泉改革に負けずに。


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