第1622号(1999/11/25)HP掲載記事
女性部健康アンケート
和教時報 第1622号 (1999・11・25)より
年休ほとんど取れない 54.5%
疲れが翌朝に残る 慢性疲労あわせて 90.0%
しごとが原因で声がれがある 53.6%
健康で元気な状態で子どもたちと接したいのに…
女性部では今年も健康アンケートを実施しました。 このアンケートによって、 自分たちの働き方をふ
りかえって、 考えてみる機会にしています。 今回のアンケートの結果と、 みなさんの声を紹介します。
アンケートの結果をみてみますと、 一日の大半が仕事のために費やされ、 家事や家族のための時間が、
まったくとれない状態が伝わってきます。 日々の疲れがたまり、 ゆっくりしたいという気持ちを多くの
人たちが、 記述してくれました。
毎日が多忙で 「集まってもため息ばかり。 でもみんなで励ましあっている」 という声や 「大きなおな
かをかかえていると、 ゆっくり足をのばして、 休憩できる場所がほしい」 (グラフJ) 「女性が働き続け
ることは本当に大変。 子どもが小さい時は病気になることが多く、 仕事との板挟みになり、 悩むことが
多いです」 (グラフA・グラフC) という記述がアンケートの中にありました。 生理休暇も取る人は三・
六%しかいません。 (グラフG)
今年はアンケートの項目に新たに 「仕事が原因で声がかすれたり、 出にくくなったことがありますか」
という項目を入れました。 特に年度始めや学期始めなど、 行事が多く続く時期に声がかれてしまうとい
う人がたくさんいました。 (グラフE)
更年期と思われる症状が 「ある」 (グラフH) という人もおよそ半数います。