和教時報

第1606号(1999/5/25)HP掲載記事

ストップ戦争法! 5.21全国大集会
5.20県民集会 笑いを怒りに 漫才も登場 和歌山市
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ストップ戦争法! 5.21全国大集会

和教時報 第1606号(1999・5・25)より

 新ガイドライン法案が緊迫した情勢になっている二十一日午後六時半から、東京・明治公園で五万人をこえ る参加者のもと 「ストップ戦争法 5・21全国大集会」 が開かれました。 和教組からも二九名が参加しまし た。
 この集会は 「新ガイドラインに反対する人、 みんな集まれ」 という宗教者、 陸・海・空・港湾労組の呼び かけにこたえ、 立場や組織の違いをこえ、 全国から参加者が集まったものです。

深夜まで続いたデモの流れ

 中央のステージには、 共産党不破委員長、 社民党土井党首をはじめとする国会議員、 作家の井上ひさしさ ん、 前沖縄出納長、 仏教、 キリスト教関係者、 航空・医療関係者、 高校生などいろんな分野の人が登壇、 訴 えをおこないました。 とくに、 神奈川の女子高校生の 「戦争の一番の被害者は私たち若者です。 それなのに 法案の問題点を知らせず、 どうせ戦争に行かない国会議員のおじさんたちだけで事をすすめるって不公平じ ゃないですか」 という発言には大きな拍手が寄せられました。
 集会後、 四つのコースに分かれて、 デモにうつりました。 公園を出るまで一時間もかかり、 渋谷までの二 時間のデモで、 足はクタクタ、 声はガラガラになってしまいました。 しかし、 途中沿道から手をふったり、 「がんばって」 などの声もかかりはげまされました。
 この集会に先立ち、 参議院議員への 「法案の徹底審議と廃案を求める」 請願行動と国会周辺のデモが併行 しておこなわれ、 国会、 議員会館のまわりも多くの人であふれました。
 熱気あふれる集会に参加し、 法案の内容が知らされるほど反対の世論が増える中、 党利党略で審議も充分 つくさず、 採決を強行しようとする動きに対し、 あらためて強い憤りを感じました。 (栄川)
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5.20県民集会 笑いを怒りに 漫才も登場 和歌山市

和教時報 第1606号(1999・5・25)より

 五月二〇日、 和歌山市にできた新しい施設 「ビッグ愛」 の八階会議室は、 予定の一〇〇人をはるかに超え る参加者の熱気につつまれました。
 「ストップ戦争法 5・20県民集会」 と名付けたこの集会は、 「5・21全国大集会」 への参加者を激励する 意味もかねて開かれました。
 保険医協会、 わかやま市民生協、 日本共産党からそれぞれ連帯のあいさつがあり、 阪中県地評議長の情勢 報告を含めたあいさつには、 国民をだまして悪法成立をたくらむ、 自自公に改めて怒りを覚えました。
 集会では、 新しくつくられた 「ぶっつぶせ節」 が、 和歌山市支部の柳生さんのギター伴奏で歌われました 。 「ぶっつぶせたら ぶっつぶせ、 戦争法案ぶっつぶせー」 のところは、 会場も一つに歌われました。
 和高教のにわかコンビによる漫才も大好評、 会場は爆笑の渦に。
 各界の決意のあと、 中央大集会への参加者の代表に、 署名と横断幕が託されました。
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