専門部交渉

8月18日から28日にかけて、専門部交渉が行われました。県下各地から多くの組合員さんが参加し、県教委に現場の実態を訴えるとともに要求実現を迫りました。各交渉でのようすを紹介します。

 

※事務職員部

事務職員部では、臨時的任用の事務職員の給与引き上げ、超過勤務手当問題をはじめ事務手続きの改善等について県教委を追求しました。

 

※養護教員部

養護教員部では、大規模校への複数配置、有資格者の任用や新型インフルエンザ対策、子どもの健康診断の充実などを要求しました。

 

※栄養職員部

栄養職員部では栄養教諭の増員、主任栄養士(補佐級)の創設、センター化、民間委託化に伴う問題点を追求しました。

 

※女性部

女性部では30人学級、特別支援学級の定数改善、人間ドックの充実、母性保護、育児・介護に関する権利の拡大などを要求しました。

 

※障害児学校部

障害児学校部では新しい支援学校建設、南紀・はまゆう統合計画、給食やバス業務の民間委託による偽装請負問題について追求しました。

 

※青年部

青年部は初任給の引き上げや非常勤講師等の待遇改善、初任者研修や5年・10年研修の廃止や改善、採用試験の改善などを求めました。

 

 

*交渉初参加者の声

(事務職員部)

「顔を見合わせて、直接意見を交わすことができ、より要求が伝わる良い機会だと思いました。制度や事務処理に関して学校の実態を話しながら交渉できたと思います。」

 

(養護教員部)

「事前の勉強会や打合せにも参加でき、知らなかったことを勉強できました。交渉では多様な要求が出され、改善されていないこと、おかしいと思うことがこんなに多いんだなと痛感しました」

 

(栄養職員部)

「要求が実現するまで相当のご苦労があったことをひしひしと痛感しました。日頃悩んでいることを立場の違う方々に伝わりやすいように表現する技術を身につけたいと思いました」

 

(女性部)

「ジャンボハガキを通じて集まった分会の要求が、交渉につながっていることを実感しました。各課の課長がそろっていて、ここで発言することが重要ということもわかりました。」

 

(障害児学校部)

「私たちの賃金や権利、子どもたちの教育など大切なことが直接こんなやりとりをして決まっていくんだなあ、ということが実感できました。」

 

(青年部)

「初めての経験でドキドキしました。要求項目についてもっと詳しく勉強したり、交渉のやり方を学びたいと思いました。」